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海外の良いもの、こだわりのあるブランドを日本で広めたい

1986年創業の輸入商社。"Enrich Your Life"をコンセプトに、生活を豊かにしてくれるプロダクトを輸入、直営店「It’s My Thing & Coffee」を始めとするBtoC事業、大手企業に対するBtoB事業、OEM事業を行う。グッズでは現在16ブランドを掲載し、一社が取り扱う数としては最大規模。

 

グッズを選んだ決め手は、バイヤーにブランドの特徴をしっかり伝えられるデザイン

(氏家さん)コロナ禍でオフラインの展示会が開催されず、新規の取引先開拓がままならない時期に、グッズのことを知りました。その後、2023年のNEW ENERGY TOKYOの展示会場でグッズを見て「新しいことをやっているな」と、感じたのが最初のきっかけです。

私たちも多くの展示会に出ていましたが、当時は、なかなか新たな分野のバイヤーさんとは繋がりにくい、また、展示会場ではブランドの特徴をじっくり伝える時間がないと感じていました。

そんな中で、グッズを知り、サイトのデザインやしっかりとブランドのことを伝えられるページに魅力を感じたのが決め手の1つです。また、すでに掲載されているブランドも魅力的なところが多く、相性が良さそうだなと。

(久保山さん)こだわりの詰まった海外ブランドを扱っているので、ブランドごとのストーリーや綺麗な画像をたくさん登録することができ、こだわりのポイントやブランドの世界観をきちんとバイヤーさんに伝えることができます。ブランドに共感して、商品の良さを知って買ってもらうことが当社にとっても理想的な流れなので、そこが他の卸売りプラットフォームとの違いだと思います。

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どういうブランドを取り扱っていますか?

(氏家さん)ブランド選びで大事にしていることは、まずデザインが良いもの。現地特有の素材や文化を強く持っているもの、古くから現地で愛されているもの。環境への意識・配慮が高い新しいブランドなどです。そういうブランドの良いところを発信していくのは、どちらかというと苦手なので、そこをグッズでやってもらえるところは非常に有難いです。

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1年で約130の新規バイヤーと取引き成立
1ヶ月50件以上の全取り引きを一人が管理

(氏家さん)最初はサステナブルを軸にする主要な3ブランドを登録し、使い勝手や反響など様子を見ながら少しずつ、在庫量などに問題のない扱っている全ブランドを掲載しました。

これまでの卸し先は小売店が主でしたが、グッズではホテルやアートギャラリー、美容サロンなど、これまで出会えなかった様々な業態のバイヤーさんと繋がることができました。

今グッズで取引きの多いNOOSA BASICSHuxterは、2021年のコロナ禍に日本でローンチし上手くいくかという不安もありましたが、グッズで注目されてすごく嬉しく思っています。既存の取引先での導入や露出も増えましたが、2ブランドの卸売りについては、現在、約半数がグッズ経由ですね。

(氏家さん)NOZOホテルさんなど、新たなお取引先からのリピートもあり、サイト内での露出が増えて、バイヤーさんにより見つけてもらいやすくなったと感じています。

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取り引きをお一人で管理するのは大変ではないですか?

(久保山さん)ブランドページ作成、商品登録、受発注の管理などを一人で行っていますが、ブランドごとの管理がしやすくとても使いやすいです。

(氏家さん)小口の注文もウェルカムなんですが、直接取引の場合それぞれFAXやメールなど対応が煩雑だったところはグッズの機能で効率良くなっていると思います。

(久保山さん)チャット機能も使い勝手がいいです。お客様から製品の使い方や成分についてなど気軽に問い合わせてもらえるし、取引きの間、親しみを持ってやり取りできる。質問があった内容については、できる限り商品情報に追記するようにしています。

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さらなるバイヤー・エンドユーザーへのPR、海外展開へ期待

(久保山さん)バイヤーさんに新商品の案内などが一斉にできるような機能や、より多くの方とコミュニケーションが取れる機会があったらいいなと思います。

(氏家さん)売上げとしては、当社は直営店「It’s My Thing 」などのBtoCやマスマーケットに卸している割合が多く、全体から見るとまだまだグッズでの売り上げは小さいです。でも、グッズで違った種類のお店やバイヤーさんとの新規の関係が生まれていることはブランドの認知を広げるためにも良いと思っています。

今グッズはバイヤーさんへの売り場になっていますが、今までにないような新しいことをやってくれる会社だと思うので、今後はエンドユーザーへのPRイベントなど、ブランドの認知を上げるイベントを企画してもらいたいですね。また、以前行っていた輸出事業が今はストップしているので、海外のマーケットにも伸ばせるような期待をしています。

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取材後に「これからLAの展示会へ向かう」と言われた氏家代表。最後に「同じ様なこだわりのある海外ブランドがもっと増えて、一緒にグッズを盛り上げていけたらいいと思う」と、語っていただきました。氏家代表、久保山様、どうもありがとうございました!